施設におけるデスクトップパソコンの設置方法

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病院などの施設におけるデスクトップパソコンの設置の際に大事なことは何でしょうか?いろいろ設置状況によって異なるとは思いますが、最低限確認したいのは、次のことではないでしょうか?

 

・床に置かない

PCは精密機器ですのでほこりに強くありません。ほこりがたまりやすいフロアには置かないほうがいいでしょう。清掃したりする際に汚れる可能性もありますし、障害になってしまう場合もあります。

 

・他の機器と接続しやすい場所に置く

モニターとデスクトップPCとの間はケーブルがあるので、より近いほうがケーブリングしやすいでしょう。また、キーボード、プリンタなど周辺機器との位置関係も考えて設置したほうがいいでしょう。

 

・熱だまりがないか確認する

デスクトップPC内には、放熱のためのファンがあり、ケース部に通気口があります。その部分をCPUフォルダで塞いでしまったりすると熱がうまく逃げず故障の原因になってしまいます。

 

 

・メンテナンスやクリーニングしやすい方法で設置する

 

左の写真のケースを確認していきましょう。

壁にメディカルレールを取付け、モニター、キーボードはアームで、デスクトップPCはフレームタイプのCPUマウント(PCホルダ)でレールに固定させています。

上のチェック項目はどうでしょうか?

・床に置かない ○

・他の機器との接続性 ○

・熱だまりを防ぐ ○(フレームタイプのため、

PC背面を塞いでいません)

 

最後の項目、「メンテナンス、クリーニングしやすい」

はどうでしょうか?

 

フレームタイプのCPUマウントは、覆う面積が少ないので、クリーニングがしやすく、なおかつ、前面のスイッチ類や背面のコネクタ類にもアクセスしやすいため○です。上の画像の例では、おそらく、テーブル、キーボードトレイ、などがあるため、できるだけ下のスペースを空けるために、モニターより上にデスクトップPCを設置したと思われます。

 

今回は病院の例でご説明させていただきましたが、歯科医院や工場などその他の施設でも同じような項目をご確認いただき、デスクトップPCをスマートに設置していただけたら、と考えております。

 

ICWUSA, フレームタイプCPUマウント
ICWUSA, フレームタイプCPUマウント